阪神間モダニズムその18 ～京都のヴォーリズ～

京阪神間モダニズムその18 ～京都のヴォーリズ～ 2013/9/28

	【東華菜館】９月最後の土曜。さすがに涼しくなったので京都を阪モダ散歩しましょう。っていうか阪神間モダニズムなので京都は入らないという意見もありますが、気にしない。今日は京阪神間モダニズムです。東華菜館は四条大橋のすぐ横にある中華レストラン。京都へは阪急で行く派の人はしょっちゅう見ている建物です。このレストランの建物はウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計1926年竣工で、登録有形文化財です。そう、関学や神女、あと先日行った台北の病院、馬偕紀念病院（マーカイキネンイイン）なんかもそうです。この中華屋さん、中華屋さんには似合わないとにかく豪華な建物です。ヴォーリズさんで唯一のレストランという説も。間違いなく中華レストランは唯一だと思われます。
	【東華菜館】中には日本最古のエレベータがあります。米国ＯＴＩＳ製でした。ま、ヨーロッパだとこの程度の古いエレベータは山ほどありますが日本では珍しい。手を出すとカゴの外の壁が触れて危ないやつです。
	【東華菜館】手動ジャバラ方式。操作は店員さんがやってくれます。
	【東華菜館】中はだいぶんくたびれてきてはいますが、調度品もレトロで良い感じ。美味しい中華料理でランチしました。まだ台北旅行が続いている感じ。
	【東華菜館】食後は屋上を見学させてもらいました。四条大橋を上から見るのは初めてです。
	【東華菜館】屋上の塔。細かな細工がたくさん。
	【東華菜館】洛東方面もばっちり見えます。
	【平安神宮】次の目的地は北白川方面です。天一の本店があるあたり。ぶらぶらと徒歩で行きます。
	【京都府立図書館】京都府立図書館は京都市立美術館のお向かい、京都国立近代美術館の北隣りです。１８９８年製、武田五一さんの設計です。帝国ホテルのフランク・ロイド・ライトさんのお友達。国会議事堂なんかにも携われたそうです。建物は阪神大震災をかなりくらって、今はそのデザインを温存した新館に立て直されています。写真後ろのガラスのビルがひっついているような建物です。
	【駒井家住宅】駒井家住宅（こまいけじゅうたく）は、1927年に京大の駒井卓博士の自邸として京都・北白川疎水の畔に建てられた民家です。なんとウィリアム・メレル・ヴォーリズさん設計の洋館。
	【駒井家住宅】今は日本ナショナルトラストの管理です。そこの方から上から下まで丁寧にご教示いただけました。このサンルームのロッキングチェアに座ると大文字焼きの大の字がくっきり見えます。ご説明はとても流暢で適度な情報量を話されます。きっと若い頃は学術的な（先生とか）の仕事をされていた方だとお見受けしました。
	【駒井家住宅】駒井博士の書斎。一枚板の立派な机です。
	【駒井家住宅】庭に面したドアです。アーチなドアをきっちり造るのは難しそう。ドアノブは紫なクリスタルでした。
	【駒井家住宅】駒井博士家族は小柄な方々だったらしく、階段の段差は小さめ。西向きのステンドガラスはきっと夕日が映えることでしょう。
	【駒井家住宅】居間の応接。さっきの紫のクリスタルドアノブがあったところの内側です。駒井家住宅はランチで行った東華菜館のような豪華さはありませんが、機能性を高めた意匠を凝らしたヴォーリズさんらしい作りでした。駒井教授は遺伝子学の博士ですが、お庭にはダーウィンの庭にある温室を模したそれもありました。さすが。
	【法然院】駒井家住宅を後にして、また徒歩で四条まで帰ります。哲学の道の途中、法然院によりました。ここは定点観測地点です。近くをとおる時は必ず立ち寄ることにしています。
	【法然院】いつも違うデザインのこれを見るのが楽しみ。
	【法然院】あと、この水瓶にはお花が浮かべてあったり、ワンポイントの工夫がされています。今日は葉っぱから水が流れるような工夫がされていました。
	【哲学の道】ビール休憩。すっかり涼しくなったのでこうやってぼーっとしているのが幸せです。
	【錦市場】秋になったので夕食に牡蠣が食べたいというママのリクエスト。錦市場へやってきました。
	【錦市場】錦市場のだいやすという魚屋さん。京都一新鮮な牡蠣が食べられます。昔はもっと魚屋さん併設で牡蠣を立ち食いみたいな作りだったと思うのですが、今は居酒屋っぽいです。でも牡蠣は立派。これは宮崎産です。うぁ、贅沢！旨っ！
	【錦市場】というわけで、だいやすさんでした。
	【阪急電車】すっかり涼しくなって歩くのが楽しい季節になりました。秋はがんばって歩いてダイエットしようということで fitbit oneという新しい万歩計を買ったのですが、今日は初めてのそれを装着したお散歩でした。結果は２５,８１３歩。休日目標は３万歩なのでもう少し。それではおやすみなさい。（阪モダコンプリスト更新するか迷い中！）

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	【東華菜館】９月最後の土曜。さすがに涼しくなったので京都を阪モダ散歩しましょう。っていうか阪神間モダニズムなので京都は入らないという意見もありますが、気にしない。今日は京阪神間モダニズムです。東華菜館は四条大橋のすぐ横にある中華レストラン。京都へは阪急で行く派の人はしょっちゅう見ている建物です。このレストランの建物はウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計1926年竣工で、登録有形文化財です。そう、関学や神女、あと先日行った台北の病院、馬偕紀念病院（マーカイキネンイイン）なんかもそうです。この中華屋さん、中華屋さんには似合わないとにかく豪華な建物です。ヴォーリズさんで唯一のレストランという説も。間違いなく中華レストランは唯一だと思われます。
	【東華菜館】中には日本最古のエレベータがあります。米国ＯＴＩＳ製でした。ま、ヨーロッパだとこの程度の古いエレベータは山ほどありますが日本では珍しい。手を出すとカゴの外の壁が触れて危ないやつです。
	【東華菜館】手動ジャバラ方式。操作は店員さんがやってくれます。
	【東華菜館】中はだいぶんくたびれてきてはいますが、調度品もレトロで良い感じ。美味しい中華料理でランチしました。まだ台北旅行が続いている感じ。
	【東華菜館】食後は屋上を見学させてもらいました。四条大橋を上から見るのは初めてです。
	【東華菜館】屋上の塔。細かな細工がたくさん。
	【東華菜館】洛東方面もばっちり見えます。
	【平安神宮】次の目的地は北白川方面です。天一の本店があるあたり。ぶらぶらと徒歩で行きます。
	【京都府立図書館】京都府立図書館は京都市立美術館のお向かい、京都国立近代美術館の北隣りです。１８９８年製、武田五一さんの設計です。帝国ホテルのフランク・ロイド・ライトさんのお友達。国会議事堂なんかにも携われたそうです。建物は阪神大震災をかなりくらって、今はそのデザインを温存した新館に立て直されています。写真後ろのガラスのビルがひっついているような建物です。
	【駒井家住宅】駒井家住宅（こまいけじゅうたく）は、1927年に京大の駒井卓博士の自邸として京都・北白川疎水の畔に建てられた民家です。なんとウィリアム・メレル・ヴォーリズさん設計の洋館。
	【駒井家住宅】今は日本ナショナルトラストの管理です。そこの方から上から下まで丁寧にご教示いただけました。このサンルームのロッキングチェアに座ると大文字焼きの大の字がくっきり見えます。ご説明はとても流暢で適度な情報量を話されます。きっと若い頃は学術的な（先生とか）の仕事をされていた方だとお見受けしました。
	【駒井家住宅】駒井博士の書斎。一枚板の立派な机です。
	【駒井家住宅】庭に面したドアです。アーチなドアをきっちり造るのは難しそう。ドアノブは紫なクリスタルでした。
	【駒井家住宅】駒井博士家族は小柄な方々だったらしく、階段の段差は小さめ。西向きのステンドガラスはきっと夕日が映えることでしょう。
	【駒井家住宅】居間の応接。さっきの紫のクリスタルドアノブがあったところの内側です。駒井家住宅はランチで行った東華菜館のような豪華さはありませんが、機能性を高めた意匠を凝らしたヴォーリズさんらしい作りでした。駒井教授は遺伝子学の博士ですが、お庭にはダーウィンの庭にある温室を模したそれもありました。さすが。
	【法然院】駒井家住宅を後にして、また徒歩で四条まで帰ります。哲学の道の途中、法然院によりました。ここは定点観測地点です。近くをとおる時は必ず立ち寄ることにしています。
	【法然院】いつも違うデザインのこれを見るのが楽しみ。
	【法然院】あと、この水瓶にはお花が浮かべてあったり、ワンポイントの工夫がされています。今日は葉っぱから水が流れるような工夫がされていました。
	【哲学の道】ビール休憩。すっかり涼しくなったのでこうやってぼーっとしているのが幸せです。
	【錦市場】秋になったので夕食に牡蠣が食べたいというママのリクエスト。錦市場へやってきました。
	【錦市場】錦市場のだいやすという魚屋さん。京都一新鮮な牡蠣が食べられます。昔はもっと魚屋さん併設で牡蠣を立ち食いみたいな作りだったと思うのですが、今は居酒屋っぽいです。でも牡蠣は立派。これは宮崎産です。うぁ、贅沢！旨っ！
	【錦市場】というわけで、だいやすさんでした。
	【阪急電車】すっかり涼しくなって歩くのが楽しい季節になりました。秋はがんばって歩いてダイエットしようということで fitbit oneという新しい万歩計を買ったのですが、今日は初めてのそれを装着したお散歩でした。結果は２５,８１３歩。休日目標は３万歩なのでもう少し。それではおやすみなさい。（阪モダコンプリスト更新するか迷い中！）